世界フェアトレードデー 2009 ①

毎年5月は、世界フェアトレード月間で、
第二土曜日を、世界フェアトレードデーとしています

5月は世界各地で、日本全国で、いろんなイベントが開催されるのですが、
私は5/10に行われた、
グローバル・ヴィレッジ/ピープル・ツリー主催のイベントに参加してきました

このイベントの目玉は、フェアトレード・ファッションショーです

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ピープルツリーで販売している洋服を着たモデルさんたちが、
ステージから客席に歩くときには、パネルを手に持っています

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そのパネルには、
フェアトレードへのメッセージが書かれていました
「搾取は辞めよう」とか、
「買い物で世界を変えよう」とか。

会場には、若い女性を中心に、たくさんの人が集まっていましたが、
ピープル・ツリーの洋服を着ている人は、
ほとんどいませんでした
ピープル・ツリー以外の、フェアトレード団体の洋服を着ている人も、
ほとんど見かけませんでした。。。

フェアトレードやオーガニックには関心があるけれど、
実際洋服を買うとなると、高価なのでなかなか手が出ない、
ということかもしれません

ピープルツリーでは、
毎年秋から翌年の春にかけて、チョコレートを販売しています
南米ボリビアのカカオと、フィリピンの砂糖を使って、
スイスの工場で作られます

日本が一番カカオを輸入している国は、
アフリカのガーナだし、
ボリビアのカカオをわざわざスイスまで運ばなくったって、
地元の工場で作れないの
とも思ったりしますが、
ガーナにはフェアトレード農場がないことと、
衛生・環境の理由でボリビアでチョコは作れないそうです

私が一番好きなチョコは、オレンジ(左)
右は、新商品のキノアです。
キノアは、南アンデス地方で古代から採れる穀物です。
ちょっと苦みがありました

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オレンジ
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キノアの表と裏
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ミルクも好きです
これは、毎年早めに完売してしまいます
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これは、ちょっと大きめのサイズで、
カプチーノ味です
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今年のバレンタインの新しい試みは、
インドの女性たちが着古したサリーをリサイクルして、
チョコを入れる巾着にしました
ちょとしたプレゼントにいいですよね
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フェアトレードの洋服は高価で手が出ない、という人でも、
お菓子や雑貨などはOKでしょう
無理のない範囲で、楽しくお買い物ができればいいんだと思います

目の前に、もし似たような商品があったとしたら・・・
同じチョコレートを買うにしても、
誰が作ったのかよく分からない、
もしかしたら児童労働が行われているカカオ農園のカカオを使ったチョコと、
フェアトレードで、地元の環境に配慮したチョコがあったとして

自分が買うことで、
その商品に関わったすべての人がHappyになれるとしたら、
児童労働や環境破壊につながらない商品だとしたら、
迷わず、そういう商品を選択できる私たちでありたいですよね

「世界フェアトレードデー」のようなイベントに参加して、
そこに集まった、たくさんの人たちを見ていると、
「少しづつだけど、世界は変わる」と、
ワクワクします

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