9月に3週連続で、
週間金曜日に掲載された記事があります
CIA元工作員のスーザン・リンダウアー氏が、
イラク戦争前に、当時の大統領首席補佐官に「戦争中止」の手紙を送り、
その後、「イラクの諜報機関から1万ドル受け取った」という虚偽容疑で、
愛国者法違反容疑で逮捕。→拘置所に収監。
2009年1月に、何の説明もないまま保釈。
愛国者法は、「テロリスト」の容疑さえあれば、
証拠がなくたって逮捕できます。
裁判にかけられることもなく、期限もなく拘留できます
結局スーザンさんは未決のまま330日、拘留されました・・・
スーザンさんの罪は一体何
そして偶然、スーザンさんと一緒に拘留されていたのが、
日本人の山崎サラ淑子さん。
を読むと、信じられないことばかりですΣヾ( ̄0 ̄;ノ
9.11被災後、日本人初の米国赤十字ボランティアとして、
現地の「家族支援センター」で奔走。
行方不明になった日本人24名の捜索活動に尽力されていました。
その後日本で、自分が見たもの・経験したことをもとに
多くの講演活動や講義を行っていました。
そのあとアメリカに戻って、
グラウンド・ゼロの定点観測と粉塵サンプル採取を行い、
現場での調査を継続して行っていたそうです。
ところが2005年7月に突然、東京で法務省に拘禁、収監。
まともな裁判が行われないままアメリカに強制送還。
652日間の未決勾留の末、米永住権放棄によって放免。
山崎さんの罪は一体何
2人とも、戦争を止めようとし、
真実を追究しようとしただけです
そもそも、日本国籍で日本にいる山崎さんがどうして法務省に拘禁されて、
アメリカに移送されなければならないの~
日本はどこまでアメリカの属国なの
日本は日本人を守ってくれない・・・
共謀罪によって日本にいながら拘束され、
日米間の司法における不平等条約の被害を被った山崎さん。
いつ自分が、
国家権力にねじ伏せられ、監禁され、誘拐されるか分かりません。
明日は我が身、です。
人ごとではありませんね。
山崎さんの言葉
日本の司法は誰のもの?
残念ながら、アメリカのもの。
日本の司法機関は、
アメリカの司法機関の
下部機関と化している。
日本の法律では守ってもらえない。
防御権も機能しない。
私たちにできること。
国が何を裏で企んでるかなんて、
私たちにはわかりません。
でも、山崎さんやスーザンさんのように、
明らかに国家が起こした犯罪や冤罪が明らかになったら、
おかしいことは「おかしい」と声を上げられる自分でいたいと思います。
ありがとうございます。
mana