1か月前に発売されたDAYS JAPAN 11月号。
写真を眺めていると、いろんなことを考えてしまって、
何について書こうか迷っていたら、あっという間に1か月が
過ぎてしまった。
11月号の後ろの方に、
「新人ジャーナリストたち」というページがある。
今回は、郡山総一郎氏だ。
彼は、友人であるカンボジア人の
「観光客はカンボジアの真の姿を見てくれない。
本当のカンボジアを知って欲しい」という一言で
カンボジアの取材を始めた。
カンボジアと聞いて、何を思い浮かべるだろうか?
アンコールワット?地雷?ポル・ポト?
私は、アンコールワットがあるシェムリアップで、
ゴミ山で遊んでいる子どもたちを見かけたことがある。
日本人である私が通ると、人懐こそうに、こちらを見てニコニコ笑っている。
フィリピンのスモーキーマウンテンを髣髴させ、
彼らの健康のことが心配になった。
こういうゴミ捨て場からゴミを拾って生活をしている人たちがいる。
しかし、プノンペンでは海外の支援によって2007年にゴミ焼却炉が
完成するという。
彼らの生活はどうなってしまうのだろうか・・・
近年、タイで買春を行っている観光客がカンボジアに流れてきている。
私も数年前、そういう日本人に会ったことがある。
話には聞いていたが、目の当たりにするとそのショックは大きい。
カンボジアでは、口唇口蓋裂という病気に苦しんでいる子どもたち、
年々増加するドメスティックバイオレンス、精神障害者・・・
まだまだ私たちに伝わっていないことがたくさんある。
それは、カンボジアに限らず、どの国でも同じことである。
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