DAYS JAPAN 5月号

DAYS JAPAN 5月号より

第二回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞で
1位を受賞した、「インド 男子誕生の圧力の影で」

インドに関する、よく聞く話。
あまりにもショッキングで、知らない振りをしたくなる話。
しかし、見過ごしてはならない話。

インドでは、女性胎児・新生児の多くが殺されている。
父権社会のインドでは、女性は邪魔者でしかない、
理由は、
①家庭では、娘の純血が汚され、家名に傷かつかないように
用心しなければならない。
②娘が婚家で虐待されないように、高額のダウリー(持参金)を
払わなければならない。

そのため、インドでは、人口統計的に見ても、
女性の数が、アンバランスなほど少ないのである。

私はチェルノブイリ原発事故の被災地で、
新生児支援を続けたいと思っている。
その中で、思わず目眩がするような話を聞いた。

ベラルーシ共和国では、
出産前の健診で、胎児の異常が見つかると、
中絶をする。
理由は、経済状態の悪化で、障害のある子供を
育てることができないから。
障害をもっている胎児の中絶は、普通に行われているという。

この国の医療従事者の倫理観は
一体、どうなってるんだろう??
社会の邪魔になる人間は、抹殺するということか・・・

助産師として現地に行く前から
大きな壁にぶち当たってしまったようだ。

私の頭や心の中で、
いろんなものが、ぐるぐる渦巻いている。

インドもベラルーシも、
こもままで良いわけがない。
そのことだけは、確かだ。

それぞれ今日は何位でしょうか

最近、バナーを添付しないことが多かったので、
順位が不明になっています
今何位か、一緒に探してみませんか。

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