更新を再開するやいなや、
米軍再編の話ばかりですが、
今回は、自衛隊の話にお付き合いくださいm(_ _)m
みなさんはTVや新聞などで、
自衛隊がイラクのサマワに派遣されていたことを
ご存知だと思います。
そして、小泉首相の頃に自衛隊がサマワから撤退したことも
ご存知でしょう。
しかし、
航空自衛隊が今でもイラクに残っていることは
ご存知ですか?
これは、マスコミには流れていない話ですが、
イラク関係、自衛隊関係の活動をしている人たちは
みんな知っているからビックリです
なぜ、TVや新聞には報道されないのか?
もちろん、「上」が圧力をかけているからです
では、航空自衛隊はイラクで何をしているのでしょうか?
アルビルーバクダッド間の、輸送を行っています。
何の輸送か?
アルビルとは、イラク北部にある
クルディスタン(クルド人自治区)の街なのですが、
イラクとはいえ、治安がよく、外国人も普通に入国できます。
そのアルビルで国連事務所を建設することになり、
その資材を運ぶためです。
と言えば聞こえはいいですが、
当然これは建てまえ。
実際は、米兵や武器の輸送を行っています。
これは、憲法に抵触するので、
マスコミを規制して、情報が流れないようにしているのです。
自衛隊はサマワであまり評判が良くなかったのですが、
それは、宿営地に閉じこもり、サマワ住民に開かれていなかったことが
原因だったと思います。
水道のパイプなど、作ったら作りっぱなし、
直したら直しっぱなし。
その後のフォローはなく、宿営地に閉じこもったまま。
その点、韓国軍は評判が良かったそうです。
韓国軍の宿営地は、アルビルとナジャフ。
韓国軍はここで、自分たちの医療施設を開放し、
軍医が住民を診察、治療にあたっていました。
この当時(今もですが)、イラク人が一番必要としていたのは、
治安回復はもとより、医療支援だったのです。
しかし、自衛隊の医師は、
頼まれれば診ることは診るけれど、それだけで、
治療などは行わなかったそうです。
自衛隊のサマワ撤退が近づくにつれて、
マスコミが締め出され、
イラクで何が起こっているのか、
よくわからないまま、だったと思います。
今も自衛隊がイラクで何をしているか
私たちは知らされていないし、
ジャーナリストなどが取材してきたことを、
講演会やネットで知るしかありません。
自分から情報を得ようと動かないと、
本当に知りたいことは、
手に入りにくくなってきているのです