ロシアの闇とチェチェン~そして日本へ③

沖縄県・辺野古では、
日米両政府が新しい米軍基地(海上ヘリ基地)を作ろうとしていることに反対し、
座り込みや、体を張った作業の阻止が行われています

2007年5月、
防衛省は、掃海母艦「ぶんご」を投入しました
掃海母艦は、機関砲を装備し、魚雷の除去を行い、
訓練を受けた乗組員が海中で作業を行います。

辺野古の海には、こういう「危険物」は
存在しません。
しかし、「ぶんご」が投入されました。

これは、ヘリ基地建設に反対し、
作業を阻止しようと抗議活動を行っている人たちを
排除するためです。
武器も何も持たない民間人に、
軍艦で立ち向かうとは、一体どういうこと!?と、
びっくりです

しかしそういうことは、
本土ではあまり報道されません。
本土の人たちの、沖縄に対する関心が低い、
ということもあるでしょう

沖縄では9月に、
「軍による集団自決」を教科書から削除された問題で、
県民大会が行われました。

60年前の沖縄戦では、
日本軍は沖縄の人たちを守らなかったばかりか、
スパイ容疑で惨殺し、しまいには、
集団自決を強要しました。
そして戦後もずっと、
本土から基地を押し付けられています。

「沖縄は、日本の中のチェチェン」
そう例える人がいます。
今も昔も、沖縄はスミに追いやられています。
真実が意図的に消されているのです。
60年前の、軍による集団自決。
そして今現在起こっている、辺野古での武力行使。

沖縄で起きてることに対し、
無関心であってはならないと思うのです

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