イランを悩ませてる問題の一つに、
「飛行機の老朽化」があるそうです
テヘランで、あるイラン人に、
「何処の航空会社で来たの?」と聞かれたのですが、
「イラン航空に乗らなくて正解だったね」と。
確かに国際線は、エミレーツを利用したのですが、
イラン国内の移動は、イラン航空を利用
イラン航空の多くの機体は、使用年数が約30年で、
そろそろ買い換えたいとのこと。
しかし当然アメリカは売ってくれないし、
アメリカがヨーロッパに根回ししているため、
欧州で、イランに飛行機を売ってくれる国もないそうです
イラン航空で出された軽食
シラーズからイスファファンに向かう飛行機の中で、
私の夫の隣に座った年配の男性イラン人
かなりおしゃべりな人で、
私たちが日本人だと知ると、
英語で、とにかく話しかけてきたのです
ビックリだったのは、
会話のしょっぱなから、
「アメリカはイランの敵」というセリフ・・・・
私は、自分の聴き間違いだと思い、
何度も聞きなおしてしまいました
「自分は、イランの安全保障に関わっていて(対アメリカ)、
研究をしているんだ」とか、
「9.11はアメリカの自作自演だ」とか。
そんな話を熱心にしていました
私は思わず、
「この人、秘密警察だったり」と、
めっちゃ警戒してしまい、
意見を求められても、無難なことしか言いませんでした◎
ただこの男性、
「イスラムをもっと勉強して欲しい」と言っていたのは、
私も共感でした
9.11以来、
イスラムと言えば、
「怖い」「危険」「テロリスト」という、
悪いイメージがまとわりついていますが、
そうじゃないんだよ、ということを、
たくさんの人に知ってもらいたいと思うのです