ちいさなサンタの物語

12月の初めのことです

職場で仕事をしていると、
患者さんが見ているテレビから、

「今年も高島屋で、チャリティサンタが販売されました」と。

チャリティサンタ・・・???

どうやらこのサンタを買うと、
その売り上げの一部が、WFPの寄付になるとのこと

テレビの中の初老の男性は、
「毎年買ってるんです今年も10個買っちゃいました」と。

休憩時間に早速、携帯で検索

ほほ~おっ
どこの高島屋でも買えるんだああ~

翌日、新宿に用事がある夫に頼んで、
(自分で買いに行けよ、と自分に突っ込む私)
サンタさんを買ってきてもらいました

WFPは国際機関で、
素晴らしい仕事を行っていると思います。

でも、本当に食料を必要としている末端の人たちまで、
ちゃんと届いているのでしょうか?

私が今まで見てきた難民キャンプや貧民区には、
食べ物が手に入らず病気になったり、
うつろな目をしている人たちがたくさんいました

政府や国連の仕事には限界があります
彼らができないところに手を伸ばすのがNGOであり、
私たち一人一人の市民の力によると思います

世界には、6秒に一人、5歳未満の子どもが、飢えで亡くなっています
世界66億人の人口を養うだけの食料があるにもかかわらず、
8億5000万人もの人たちが、飢えで苦しんでいます。

ようは、食料の分配の問題なのです。
食料が足りないわけではないのです

食料の分配問題

WFPの活動に賛同し、ささやかながら協力しつつ、
ただ食料を配るだけでは解決できない飢餓の問題を忘れないでいたいと
思うのであります。

santa

いつも、パソコンの隣にあるサンタ

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