私が理事を務める「日本チェルノブイリ連帯基金(以下、JCF)」は、2015年からイラクの国内避難民に対する医療支援を継続しています。この度初めて、JCFスタッフでイラク駐在員である加藤丈典の報告会を開催することになりました。
医療支援から見るアラブとクルドの平和構築
現在イラク国内のアラブ地域でIS(イスラム国)による迫害で住んでいる場所を追われ、クルド地域であるイラク北部に避難している人々が約90万人います。
私が所属する「日本チェルノブイリ連帯基金(以下、JCF)」では、2015年からイラク北部のアルビルを拠点にして、イラクの国内避難民の医療支援を行っています。
長い歴史の中、アラブとクルドは政治的、民族的に対立しており、ISが台頭している現在でさえ、イラク軍とクルド軍は別々にIS掃討作戦を行っています。
そんな中、JCFの医療支援を軸にイラク国内ではアラブ地域の保健省とクルド地域の保健省が協力しあってイラク国内避難民の医療支援をすべく、立ち上がりました。
これはただの医療支援にとどまらず、アラブとクルドの平和構築につながる可能性があります。イラクでそのような活動をしているJCFですが、イラクに駐在しているJCFスタッフが一時帰国しているこの機会に、現地の様子を聞いていただく場を設けまた。
現場で何が起きているのか、、、
多くの方々に足を運んでいただけたら嬉しいです。
イベントの詳細
【日時】5月7日土曜日 19:00-20:30
【会場】BUSHITUシモキタザワ
【参加費】2000円(ドリンク付)
←参加費はJCFのイラクでの医療活動に使わせていただきます。
【スピーカー】加藤丈典(JCFスタッフ、イラク駐在員) http://jcf.ne.jp/
【申込先】トゥルーウェーブ manami@truewave.jp
会場の詳細
BUSHITUシモキタザワ
(下北沢駅南口から徒歩5分)
〒155-0031 東京都世田谷区 北沢2-1-8
http://bushi2.com/