料理教室の後は、デザートを食べながら、お茶を飲みながらの座談会。
料理の感想を皮切りに、イラクに対する思いを語ってもらいました。
9.11以降、「イスラム＝テロリスト」という、
間違ったイメージを植えつけられてしまったのは
とても残念で悲しいことです。
海外で日本人が、「宗教は何？」と聞かれると、
「無宗教です」と答えることが多いですが、
無宗教だと言うと、
「お前は人間じゃない」と言わんばかりの顔をされるので、
それが面倒で適当に、「仏教徒です」と
答えることが多いと思います。
私もその一人です。
しかし時には、
「仏教なんて、怖い宗教は辞めろ」と
アドバイス（！？）されることもあります。
どうして仏教が怖いのか？
オウム真理教の地下鉄サリン事件のことを指して、
海外では、
「仏教徒＝テロリスト」と考えている人もいるのです。
こういう誤解や勘違いって恐ろしいです。
こういう感情が戦争に利用されることもあるのですから。
イラク料理教室を通して、
イスラムの温かさを多くの人に伝えていけたらと思います。
そんなことを改めて思う、座談会でした。
