7月の8日9日に、
代々木公園で、毎年恒例の
「アースガーデン・夏」が開催されました。
4月のアースガーデンは、「アースデイ」とかぶるので、
出展団体も多く、盛り上がるのですが、
夏と秋は、少しこじんまりした感じ。
でも、そうは言っても、あちこちに面白そうなブースが
立ち並んでるので、面白いです
中を歩いていると、あちこちからチラシをもらうのですが、
今回もらったチラシで興味をそそられたのが、
地球生物会議という団体です
今、牛乳が生産過剰になり、北海道では3月に1万トンもの
牛乳が処分されたという話。
しかし、私たちが飲んでる牛乳は、牛たちが骨身を削って
出しているもの。
牛たちは牛舎の畳一枚のスペースで死ぬまで過ごし、
外にでることができません。
廃牛で肉にするときに、脂身を多くするためです。
もともと牛は草食動物ですが、脂肪の多い牛乳を出すために、
大量の穀物が与えられています。
そして牛たちは胃潰瘍や乳房炎などの病気にかかるそうです。
この牛たちの穀物は海外からコストをかけて輸入していますが、
それは世界で飢えている8億もの人々の食料を奪うことにも
つながるのです。
ちなみに脂肪分の多い牛乳や動物性食品は、
戦後の貧しい時代ならいざ知らず、
今の時代、毎日摂ると生活習慣病の原因にもなります。
牛は普通に育てれば十数年は生きるそうですが、
乳牛は、7~8歳で疲弊して、と殺場に送られます。
こんな風にして牛乳を生産してるのに、
生産過剰で牛乳を捨てているという現状があります。
また牛たちの糞尿が大量すぎて処理できず、
河川や土壌を汚染しているそうです。
なんか、おかしいですよね・・・
少しくらい高くても、
牛にも環境にもやさしい製品を選ぶことが
大切なんだと思います。