駅員さん、ありがとう。

この前、視覚障害者の移動介助をしたときのことです。
自宅から、視覚障害センターまでお連れしたのですが、
彼が途中で忘れ物に気がつき、
「自分はここで待っているので、取りに行ってもらえませんか?」と。

「駅のベンチで待ってます」と言うのですが、
そんなところに、彼を一人きりにするわけにいかず、
駅員さんにお願いして、
駅長室など、座れる場所を提供してもらえないか、相談しました。

ビックリしたのが、
駅員さんたちの対応がとても慣れていたこと
視覚障害のある方を誘導するとき、
一般的には、肘をもってもらいます。
しかし私の場合、
彼はとても背の高い方なので、
誘導するとき、私の肩に手を乗せてもらっています。

その様子を見ていた駅員さんは、
「肘じゃなくていいんですか?」と。

ああ、誘導の仕方の教育をきちんと受けてるんだあ・・・と。

そして駅長室にはいり、
他の駅員さんに誘導をバトンタッチしたとき、
その駅員さんは、自分の肘を差し出しました。

みなさん嫌な顔を全くせず、
快く対応してくれて、凄く嬉しかったです。
温かい気持ちになれた、出来事でした

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