DAYS JAPANは、
毎回毎回、かなり読み応えがあるのですが、
今回も、どの記事を取り上げようか、
悩みました。
ちなみに、
DAYS JAPANは定期購読者に支えられており、
一般のマスコミが取り上げない問題を
扱っています。
日本は「表現の自由」があるように見えて、
実は、ないも当然。
いろんなフィルターにかかったものが、
私たちのもとに流れてきているのです。
そんな中、
DAYS JAPANは、信頼できる情報なのではないかと思っています。
ちなみに、
さらに表現の自由が奪われる恐れのある法案が、
今国会を通る可能性があることを、ご存知でしょうか?
関西テレビで捏造された、「発掘!あるある大辞典Ⅱ」。
捏造の再発防止のために、総務省が打ち出したのですが、
放送局が事実出ないことを放送し、
国民に悪影響がでる可能性がある場合、
再発防止計画の提出を放送局に求める、というような
行政処置が取れるようにする法案です。
つまり、国家権力が放送内容に関与を強めることが
できるわけです。
さて、話がだいぶそれてしまいましたが・・・
DAYS JAPAN4月号の特集、
「戦乱のイラク」
私たち日本人は、イラク戦争のことを
決して忘れてはいけないと思います。
何故なら、アメリカが始めた戦争を支持したからです。
航空自衛隊が今でもイラクに残っているからです。
イラクの人たちに落ちた劣化ウラン弾は、
日本の原発から出たものだからです。
今のイラクは内戦状態です。
外国の武装勢力が入ってきており、
宗派対立を煽っている人たちがいます。
今、イラクからカーシム・トゥルキさん(30歳・男性)が
来日しており、全国でスピーピングツアーを行っています。
イラク西部アンバール州ラマディ。
今ここは、世界中のメディアが近づけない戦闘地域です。
家が破壊され、学校に行けず、病院にも行けず、
食べ物もなく、明日の朝に自分の命があるか分からない状態。
ラマディでは常に、米軍機が飛来し、無差別空襲を受け、
そしてスナイパー攻撃され、
毎日民間人が亡くなっています。
なぜ、ラマディが「テロとの戦い」の最大拠点と
名指しされ、攻撃を受けているのか?
ラマディはスンナ派の地域で、
2004年に、米軍による虐殺があったファルージャから近く
この両都市は親族や友人が住んでおり、
反米感情が高い都市です。
しかし、反米感情が高いと言っても、
大規模な反戦活動を行っていたわけではありません。
静かに、反戦を訴えていただけなのです。
カーシムさんがつづった、ラマディの様子を、
日本語に訳してブログに載せています。
よかったらご覧ください。
→the voice from Ramadi
また、書籍として販売もしています。
→Iraq Hope Network