イラクでは、戦争で使われた劣化ウラン弾のせいで、
小児白血病や小児癌の発症が増えています
しかし戦争中であるイラクでは満足な治療が受けれないため、
隣国のヨルダンに出てきて治療を行う家族がいます
ヨルダンの首都アンマンにある、キングフセイン癌センターでは、
こどもたちのファンデーションがあるため、
治療は無料で受けられますが、生活費は自分たちの貯金を切り崩しています
家財道具すべてを売り払って、家族全員で(もしくは数人で)ヨルダンに出てき、
物価が何倍もするアンマンで生活をするのは、かなり負担になっています
治療費がタダにも関わらず、生活費が工面できなくなって、
イラクに帰らざるを得ない家族もいます
そんなイラクの家族を少しでも支えるために、
「アラブの子どもとなかよくする会」では、
数年前に「アファーク・プロジェクト」を立ち上げました
家族にハンディクラフトを作ってもらい、それを日本で販売し、
その売り上げを彼らの生活費にしてもらう、というものです
そして、毎年恒例のカレンダーがようやく出来上がりました
2010年は、らくだのマスコットのついたウォールポケットに、
イラクの子どもたちの絵入りのカレンダーが入っています(300部限定)
らくだのマスコットつきカレンダー 一部1000円
(横 15センチ x たて 27センチ)
日付は、日曜日始まりで、日本の休・祝日にあわせてあります。
月名は、イラクの言葉アラビア語と日本語で書いてあります。
色は黒、えんじ、紺、茶、オレンジの5色です。
製品はすべて手作りのため、布の色やデザインが写真と若干異なることがあります。
お申込・問合せafaq@zav.att.ne.jp
ご希望のカレンダーの種類と数量、お名前・送り先(住所、電話番号)を
お知らせください。
振込用紙を同封いたしますので、カレンダーが到着したら、
代金と送料のお振込みをお願いします。(5000円以上送料無料)
11月30日までにお申込いただいた場合、
12月10日頃までに宅配メール便にてお送りします。
お急ぎの場合はご連絡ください。
また、品切れの場合はご容赦ください。
カレンダーを作ってくれた家族の紹介です
まだ夏まっさかりのうちからマハムードは、
「来年の動物(干支)はなに?」とカレンダーの絵をかき始め、
幼稚園で英語を習い始めたシャヘドやセイフは日付を書くのに大はりきりでした
(算用数字は英語の授業で習うのだそうです。)
絵を描くシャヘド
セイフとマリヤム
「絵をかいたことがない」というオスマンはお父さんと一緒に、
ムハンマドははじめて「かお」をかきました
オスマン父子
「オム・ジャマル(らくだの母さん)」こと、ムハンマド君のお母さんが、
一人で300頭のらくだのマスコットを作り、
そのそばで、ムハンマド君のお父さんが300枚のポケットを縫いました
ラクダとムハンマドのお母さん
ミシンと編み物が得意なアリくんのお母さんが、
ポケットのふち縫い300枚と壁にかける紐300本を編みました
ゾウの絵を描くアリ
らくだの尻尾300本は17歳のイスラムがひたすら三つ編みをして仕上げました
「アファーク・プロジェクト」に参加する、
7つのイラク人家族が作ったカレンダーです
皆様からのご注文を心よりお待ちしています~~~
お申込・問合せafaq@zav.att.ne.jp