危機に立つイラクの文化遺産

古代オリエント博物館のクローズアップ展で、ISによって破壊された遺跡、ニムルド、ニネヴェ、ハトラの写真パネルが展示されていています。

ISは「破壊活動は宗教に基づくものだ」と主張しています。破壊行為の目的は、「信仰心の強さの誇示」とか、「地域住民の分裂を煽るため」とか言われていて、統一国家樹立の為に必要なことらしい。ありえない!!

ところで今回改めてイラクの遺跡を確認してびっくりしたのが、イラクには世界遺産が4つしかないということ!!あんなにすばらしい遺跡が、ざくざく存在するのに!!理由をググってみると、「保有国の保護体制が不十分だから」だろう、と。まあ、世界遺産なんて所詮、観光客誘致のためであって、「これだけ数が増えちゃったらあんなものに登録しても意味ない」と思ったりもします。が、それでも、とは言えイラクの遺跡は優先して「危機遺産リスト」に登録してもらって国際社会全体で守るべきだと思うんだけどな。

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