今月号の特集は、「児童労働」。
日本でもホワイトバンド運動が広がり、
やっと日本でも、一人一人が問題意識を持ち始めたのでは
ないだろうか。
何処の国の、どういう子どもが過酷な労働に従事しているか、
言葉で説明するよりも、DAYS JAPANの写真が
雄弁に語っている。
是非、手にとって見てもらいたい。
この特集を執筆している白木朋子氏は、
1997年に「特定非営利活動法人ACE」を立ち上げた。
よく、貧困は児童労働の原因だと言われているが、
逆も考えられる。
つまり、児童労働が貧困を存続させる原因にもなっているのだ。
貧困で教育が受けられず、読み書きができない
↓
一生、低賃金の単純労働に従事するしかない
↓
有害な労働を長期間させられる
↓
栄養のある食事が摂取できず、病気になる
↓
薬が買えず、治療も受けられない
↓
働けない身体になり、今度は自分の子どもを働きにだす
という悪循環だ。
この貧困と児童労働の悪循環は、代々引き継がれていく。
助けを求める子どもたちの声は、
国際社会に、国に、私たちには届かない。
この状況を断ち切るために私たちができることは、
世界の子どもたちに関心を寄せ続けること。
そして、フェアトレード商品を買うこと。
児童労働が問題になっている、コーヒー農園やカカオ農園。
私たちが口にしているコーヒーやチョコレートが
子どもたちの命と引き換えになっていることを想像してみてください。
血まみれになったコーヒーやチョコレートを食べることができますか?
フェアトレード商品を扱っている団体です。
ほとんどが、ネット販売をしています。
また、カタログを取り寄せて、ゆっくり見ることもできます。
グローバル・ヴィレッジ
自由が丘と表参道に、「Peaple Tree」というお店があり、
同名のカタログを、HP上でも販売しています。
ネパリ・バザーロ
「ベルダ」というカタログをHP上でも販売しています。
ナマケモノ倶楽部
Alter Trade Japan
シャンティ国際ボランティア会
シャプラニール=市民による海外協力の会
わかちあいプロジェクト
第三世界ショップ