東京入管にて。精神的に追い詰められている方々の事を知って欲しい。

東京入管で面会活動でした。
多田さん、細田さん、佐藤さんと情報交換できる、有意義な日でもあります。

今日は4人の方々とお会いしました。

整形の疾患と強い痛みがあるNさん。
「最近、漢字の勉強してるんだよ。今、5年生の漢字だよ。」って。「凄いですねー!」って私が感心していると、「『死にたい』と思った時に、余計なことを考えなくて済むように漢字を勉強するんだ」って。私は、その後の言葉が出ませんでした。

不眠が続いているBさん。
「外の病院を受診する時に、手錠と腰縄を付けられるのが凄くイヤで、心が痛むんだ。僕は犯罪者じゃないのに。身体の痛みより、辛いよ。受診を辞めても良いかなあ?」と、相談されました。受診を辞めた時のリスクを伝え、結局Bさんは「再診の予約は取り消します」と。生命の危機に瀕するような疾患ではないので、そういった選択もアリだと思いますが、受診の時に手錠と腰縄は、マジ辞めてもらいたいっっ!!支援者や弁護士がどんなに訴えてもなくならない。

話を聞くことしかできないジレンマ。
どのアドバイスも打ち砕かれ、次の手がない。これじゃ、支援者もしんどくなるのは当然だと思う。なんて、弱音を吐いてたらダメだね。

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