DAYS JAPAN 4月号

DAYS JAPAN 4月号より

今年は、チェルノブイリ原発事故から20年ということもあり、
各地でイベントが行われている。

DAYS JAPAN 4月号にもチェルノブイリの記事が
寄せられている。

「過去に封印されるチェルノブイリ」は、
広河隆一氏が自ら書いている文章である。

広河氏は自分の写真展をベラルーシで行う。
写真の選択にあたり、現地責任者に、
「明るい写真を」という希望がでているとのこと。

しかし広河氏はそれに反論している。
「まだまだ被害は続いているのにも関わらず、
明るい写真を希望しているということは、
あの事故の幕引きをしたいだけなのではないか?」

確かに、「もう20年たった」ということで、
暗い過去を封印させたい人たちもいるだろう。

しかし、「絶望の向こうにある希望」。
私はベラルーシをそう捉えている。
ちなみに、JCFのメモリアルイベントで
写真展を開催している本橋成一氏も、
「ナジェージダ<希望>」というタイトルを
写真展につけている。

JCFでは、4月18日から30日まで、
松本市美術館で貝原浩氏の画文展を開催する。
展示のレイアウトは、私に一任してくださっているのだが、
私のテーマは、「希望」である。
これは、貝原氏のテーマでもある。

事故から20年たった、チェルノブイリをどう捉えるのか?
4月は全国各地でイベントが開催されるので、
足を運んで、視点比較するのも面白いかもしれない。

その参考に・・・

①日本チェルノブイリ連帯基金
日時:2006年4月23日(日)13:00~16:00
場所:東京有楽町マリオン 有楽町朝日ホール
内容:第一部「チェルノブイリ、国際医療協力」
   第二部「交流を紡ぐ」トーク&ライブ
     鎌田實×坂田明×小室等

②チェルノブイリ原発事故20年
シンポジウム・ビデオ上映・展示「なにが起きたか、なにが続いているのか」
日時:4月16日(日)
   10時~13時・・ビデオ上映「事故処理作業者の知られざる現実」
   13時開場 13時30分開演~17時 シンポジウム
        今中哲二(京都大学教員)
        広河隆一(フォトジャーナリスト、チェルノブイリ子ども基金)
        振津かつみ(医師、チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西)

 その他、
 バンドゥーラと歌のミニコンサート
 講演:ユーリー・シチェルバク(医師・作家、ウクライナ最高会議議長顧問)

   場所:国立オリンピック記念青少年総合センター(センター棟)
     (小田急線参宮橋7分、地下鉄代々木公園10分)
   参加費:1200円
   連絡先:原子力資料情報室 03-5330-9520

③底知れぬ泥沼にはまりこむ原子力政策 
 講演者:小林圭二
 日時:4月15日(土)14:30~
 場所:(財)総評会館 502号室(東京・JRお茶の水駅下車 徒歩約5分)

それぞれ今日は何位でしょうか

最近、バナーを添付しないことが多かったので、
順位が不明になっています
今何位か、一緒に探してみませんか。

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