6月20日は、世界難民デー

このことを知っている人は
どのくらいいるのでしょうか?

少しでも世界の難民のことを考えてもらおうと、
2000年に国連総会で決められました。
きっと、世界中でいろんなイベントが開催されているのでは
ないでしょうか?
→http://www.unhcr.or.jp/news/info/index.html
先日、「ヨルダン」のカテゴリのところでも書きましたが、
イラクとヨルダンのボーダーには、パレスチナの難民が
押し寄せてきていますし、
ヨルダンのルゥエイシッド難民キャンプには、
3年もの間、自由を奪われた難民たちが、
ひしめき合っています。
ルェイシッドで私が驚いたことは、
イラクからの難民は知的レベルの高い人たちが多いということです。

ルウェイシッドで知った、ディアールという14歳の少女。
非ホジキンリンパ腫の末期で、すでに手の施しようのない状態。
お母さん付き添いのもと、アンマンの病院に入院してるけれど、
難民ということで、警察が24時間監視していて自由がなく、
父親と姉妹は難民キャンプから出れないので、
家族バラバラ。
結局、母親以外は、ディアールの死に目に会えませんでした。
埋葬も簡素で、棺や墓石すらない共同墓地に埋葬されました。

それが、難民です。
アメリカが仕掛けた戦争のせいで、
自分の国で生きていけなくなった人たちが、
生きるために取った選択。
にも関わらず、国際社会から忘れ去られ、
人間以下の(未満?)の扱いを受ける日々。

そういう人たちが存在することを、
多くの人たちに知ってもらいたいです。

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