自由への願い

今日、横浜の「みなとみらい大ホール」で、
アムネスティ・インターナショナル日本主催の、
チャリティーコンサートが開催されました
「自由への願い~世界を結ぶ弦」
というもので、
バイオリニストの天満敦子さんと
チェリストのコチさんを迎えてのコンサートでした。

天満さんのバイオリンをナマで聴くのは初めてで、
ホント、凄かったです~~
天満さんの才能と、選曲の良さに感動!
しかしそれだけでなく、天満さんはストラディヴァリウスの名作を
使用しているんですよね
バイオリンは、まさに、奇跡の楽器です。

チェリストのコチさんは、
社会主義時代のチョコスロバキアで徴兵に反対し、
投獄された経験をもちます。

「良心の囚人」

アムネスティー・インターナショナルが使う言葉です。
良心とは、その人の、信念や信条のこと。
世界には、暴力を用いていないのに、
信念・信条のほか、宗教、肌の色、人種、などの理由で
囚われの身になっている人がいます。
アムネスティではその人のことを、
「良心の囚人」と呼びます。
コチさんも、その一人です。

そして、アムネスティでは、彼らを開放してもらうために、
相手政府や国際社会に手紙を書いてきました。

2006年8月18日、
ベトナムのホーチミンのインターネットカフェで、
チャットをやっていたトゥロンさんが、
突然逮捕され、行方不明になっています。
彼はその時、民主主義と人権に関するサイトで、
他の青年たちとチャットをしていました。

たったそれだけのことで囚われ、
今どこにいるのか分かりません。
表現の自由がなく、
国民が政府の監視下にある国は他にもあります。

今日のチャリティーコンサートの収益金は、
アムネスティーの活動に使われます。

好きなクラシックを聴いて協力ができるのですから、
こんな幸せなことはありません。

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