1月27日28日と続けて、
アムネスティ・インターナショナル日本主催の映画祭が行われました
一日5本、計10本を観るのは、かなり体のあちこちが痛くなり、
映画にパワーを吸い取られ、心身ともに消耗しましたが、
映画館では上映されない、貴重なものばかりで、
くい入るように(時々、睡魔に襲われながら)
観ていました。
これらの映画を、かいつまんで
ご紹介したいと思います。
南米エルサルバドルの子ども兵士について描いた、
ドキュメンタリーです。
私はこのブログで「子ども兵士」について何度か書いていますが、
世界中には子ども兵士が30万人いると言われていて、
彼らの社会復帰はあまり進んでいません。
社会復帰がそこそこ進んでいる国と、進んでいない国に差があります。
1980年代内戦中のエルサルバドルでは、
政府軍の兵士が足りず、男の子が12歳になると、
徴兵していました。
「子ども兵士」は男の子だけではありません。
女の子も、将校の妻にさせられたり、性的虐待を受けています。
そして妊娠し、HIV/AIDSに感染し、
苦しんでいる少女たちがたくさんいるのです。
UNやNGOが、いろんな条約や規制をつくり、
その中の1つに、
「15歳未満の子どもを兵士として使用することを戦争犯罪とする」
というものがありますが、
「じゃあ、15歳過ぎたら、兵士にしてもいいの?」ということに
なりますよね?
15歳過ぎた少女は、将校と強制結婚させられても、
その将校らは、戦争犯罪に問われないのでしょうか?
この映画は、一般のお店でCDレンタルされていますので、
良かったら、是非ご覧ください
主人公のチャバくんが、一生懸命でとってもかわいいです