2008年4月。
名古屋高裁で、
画期的な判決がでました
それは、航空自衛隊のイラク派兵について、
「戦闘地域のバクダッドへの空輸は、他国の武力行使と一体化した行動」
とし、違憲とする判決が出たのです
新テロ対策特措法による、海上自衛隊の給油活動は来年の1月に、
イラク復興支援特措法による航空自衛隊の空輸活動は来年7月に、
期限が切れます
なし崩し的に延長するのではなく、
「新テロ特」「イラク特」は、現場で何をやってるのか
本当にそれは、現地の人のためになっているのか
と、きちんと議論しなければならないと思います。
この訴訟原告の一人である、
元レバノン大使の天木直人さんの話を聞く機会がありました。
大使の中で、表立ってイラク戦争に反対した、
ただ一人の方です
天木さんは、
この判決を追い風にして、護憲政治家は一日でも早く、
自衛隊のイラクからの撤退を実現させるべき、
と言っていました。
この判例を権力によって潰されることなく、
市民一人一人に浸透させるにはどうすればいいのでしょうか