難民映画祭 2008

6月20日は、「世界難民の日」ということもあって、
3年前からこの時期に、
難民映画祭」を開催しています

私も毎年のように参加しているのですが、
今年は、2本のドキュメンタリーを観ました

①アンナへの手紙
②希望

です。

①は、ロシアのジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤが、
何故殺されなければならなかったのか?
という問いかけを軸に、生前の映像が流れます

②は、イラク人の庇護希望者が、船でオーストラリアに向かう途中、事故に遭い、
自分の病気と、残してきた家族に正面から向き合う話です

アンナさんが命の危険にさらされながらも発信してきた、
チェチェンの情報。
そのチェチェンとイラクには、難民が存在します

そう聞くと、
「日本から遠く離れた国の出来事」と思うかもしれませんが、
日本にも難民がたくさん存在します
日本は難民条約に批准していますが、
難民申請を受け入れるのは、ごく僅か

例えば2005年。
難民申請者は、ビルマ(ミャンマー)人を中心に、384人。
そのうち認定されたのは、たった46人です

じゃあ、認定されなかった人たちは、どうなるのでしょう?
迫害を受け、生命の危機からのがれてきた人たちに、
国に帰れ、とでもいうのでしょうか?

日本で暮らしているのは、日本人だけではありません。
こういう映画を通して、
私たちの隣にいる難民の方々について、
多くの人に関心を持ってもらえたらなあ~と思います

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