私が活動に参加している、日本チェルノブイリ連帯基金で、
チェコのチェリストである、ブランダン・コチのコンサートを企画しました
コチさんは、社会主義だった頃のチェコ・スロバキアで、
国家に忠誠を誓う書類へのサインを拒否したため、投獄されました
アムネスティ・インターナショナル(国際NGO)は彼を
「良心の囚人」であるとし、
世界中の会員から釈放を求める手紙が送られ、
89年のチェコ民主化運動で釈放されたのです
→「良心の囚人」とは。
暴力に訴えていないにも関わらず、
自分の信念・人種・宗教肌の色・出自などの理由によって囚われた人々を、
アムネスティでは、「良心の囚人」と呼んでいます。
アムネスティは、「良心の囚人」を無条件で釈放するよう、
各国政府に求めています
日本チェルノブイリ連帯基金の理事長である、
鎌田實医師が名誉院長を務める諏訪中央病院では、
4年前からコチさんの院内コンサートを開催しています
そんな縁あって、
日本チェルノブイリ連帯基金では、
コチさんに参加してもらって、
3枚目のCDを作ることになったのです
過去のCDについてはコチラ↓↓↓
頑張らないレーベル
その3枚目のCDのお披露目をしつつ、
コチさんのコンサートを開催しようと、
企画したのが、3/13のイベントでした
1500席の会場で、チケットは発売から2日で完売
まずは、鎌田先生のトークからです
コチさんが投獄された時、長男のトーマスはまだ3歳だったといいます。
コチさんの選択に、妻のハナさんは、
「夫の判断は100%正しいと信じています。」と
コチさんを支える覚悟だったのです
第三弾「ふるさと」
ピンクのジャケットが、可愛いです
コチさんの家族は音楽ファミリーで、
奥さんのハナと、長男トーマスもチェリストです
そして長女のルッツィーはバイオリニスト。
CD「ふるさと」には、コチさんの家族が全員参加しています
この日のコンサートは、
コチさん一人での参加でしたが、
日本の曲や、私の好きな「チャルダッシュ」「リベルタンゴ」が聴けて、
大満足でした
ちなみに、
CDやコンサートの売り上げは、
イラクとチェルノブイリの医療支援に使われます