行って来ました、国立劇場!「鑑賞教室」は学生さんがワンサカいるし、観劇マナーを知らない妙齢のお姉様方がいらっしゃるので、歌舞伎好きの方たちはあまりいらっしゃらない様子。着物率も低いしね~
だけど、案外良い作品を上演したりするんですよ、これが。
6月は「怪談皿屋敷」の類似ストーリーで、五代目尾上菊五郎が黙阿弥に「酒に酔いまくった役を演じたい」とリクエストしたところから始まった、魚屋宗五郎。
酒乱の為断酒をしていた宗五郎の妹お蔦が冤罪で殺されたことで、宗五郎は酒を飲み、お蔦が奉公していた屋敷に殴り込みます。
優しい兄が、酒を飲むことで酒乱に変貌する様~~そこが見所なのですが、中村橋之助、素晴らしすぎるっっ!!!軽快な三味線と橋之助の演技に釘付けでした。