DAYS JAPAN 12月号より
一枚の写真
一つの文章に、心がつき動かされる経験があるだろうか。
私にとっての、その一枚が、DAYS JAPAN 12月号に
掲載されている。
「ウガンダの飢える少年と伝道師」だ。
この写真が撮られたのは、もう20年以上も前のこと。
しかし、心をうつ写真は何十年たとうと残るのだ。
その写真に写っているのは、ふくよかな白人の手の上に重ねられた、
飢餓でやせほそった黒人の手。
手だけのアップになっている。
その、たった一枚で、「ウガンダの飢餓」を如実に表しているのだ。
ウガンダってどこにあるの?
何故飢餓におそわれているの?
国連やNGOは、どんな支援をしているの?
私たちができることって何?
思わず、そんなことを次から次へと考えてしまう、一枚だ。
世界の出来事に関心を寄せない若者たちが増えているという今、
そんな若者たちに発信できる「何か」が私にもあれば・・・と、
思わずにはいられない。