助産師になろうと決心して数ヶ月。
私にとって未知の世界なので、
いろんなことを吸収しようと、興味津々です。
助産師になろうと思ったのは、
イラクとチェルノブイリ(ベラルーシ)の支援活動を通じて、
「女性が安心して子どもを産み、育てる環境をつくる
お手伝いをしたい」と思ったことがきっかけ。
しかしそれ以降、注意深く新聞を読むようになると、
「日本の出産の現場も、大変なことになってるじゃん!!」
と、びっくり
合計特殊出生率も1.25
それに新聞を読んでいると、
国会議員のオヤジたちにしてみれば、
ぶっちゃけ、「少子化なんて知ったこっちゃない」
ってのが本音なんだろうなあ~って思います。
あれこれネットをフラフラしていると、
REBORNという、
お産情報が満載のネットワークを見つけました
今日は、ここでの勉強会。
社会学から見る「助産師の歴史」が面白く、
初めて聞くことばかり。
そして衝撃的だったのが、不妊治療を受けている(いた)女性たちの話。
①不妊治療の結果、妊娠・出産したとしても、それで終わりというわけではなく、
「私は不妊」という考えに囚われ続けてしまう。
②夫に不妊の原因があっても、多くの女性は「自分も不妊」という意識が強い。
いまだに、「子どもを産まない女性」が、
社会に受け入れられないという現実が存在します。
私もよく、子どもを産んでる女性から、
「早く子どもを産んでおきなさい」←まだ、結婚してないっつーの!
とか、
「子どもは、いたほうがいいよ~」とか言われるけれど、
そう言われることがどんなに苦痛か、分かっていない人が、
女性にもたくさんいます。
私でさえ、そういわれることが苦痛なのだから、
不妊の女性が子どものことでアレコレ言われることが、どんなに苦痛か、
想像するのはたやすいです。
不妊カウンセラーやセックスカウンセラーが、
これからどんどん育つ社会であって欲しいと思います。
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2006年6月15日 出産・不妊の社会学
2007年3月19日 日本のお産とフィリピンのお産
2009年12月30日 フィリピンのお母さん
2010年2月01日 ビルマ難民の女性たちと語り合う
2010年3月05日 薬を集めています。
2010年4月19日 世界のお母さんと赤ちゃんに笑顔と健康を