DAYS JAPAN 11月号

私はタバコの煙が苦手です。
喘息持ちのため、側に喫煙者がいると、
本当につらい・・・
この辛さって、喫煙者には分からないんですよね・・・

タバコには、主流煙と副流煙がありますが、
副流煙に、高濃度の有害物質が含まれています。
そして、副流煙を吸うのは、
タバコを吸っていない、まわりの人たちなのです。

喫煙と、肺癌・心筋梗塞・脳血管障害の関係性が
科学的に認められても、
公共の場やお店などで、「全面喫煙」の場所がまだあります。
喫煙者がタバコを吸うのは本人の自由ですし、
別にいいと思うのですが、
喫煙・非喫煙のスペースを分ける、
喫煙者は吸う時のマナーを守る、など、
徹底してもらいたいと思います。

さて、前述にあるように私は、
「タバコを吸うのは本人の自由」だと思っていました(過去形)。
非喫煙者に迷惑さえかけなければ、
本人が喫煙によって病気になることを覚悟しているのであれば、
それはそれでいいと思っていたのです。
しかし、DAYS JAPAN 11月号の記事、
「タバコに殺される農民」を読んで、
そうも言ってられないのではないか?と思うようになりました。

ヨーロッパで売られているタバコの産地は、
アルゼンチン、ブラジルが主流です。
タバコメーカーは、それらの農家に、
軍用から転用した農薬を使用することを指示しています。

その結果、タバコ農家(家族を含めて)に、
頭痛、嘔吐、呼吸器疾患などの中毒症状が見られ、
また子どもの先天性疾患が異常に増えているとのこと。
中毒による神経衰弱で自殺者も増加しています。

自分が購入している商品が、
どのように作られているのかを知るのは、
消費者の義務であり、権利だと思います。
全てを知ることは困難ですが、
常にそういう姿勢でいたいと思います。

スポンサーリンク


スポンサーリンク