「ドイツ=環境先進国」
というイメージが私の中にあったので、
ドイツではどんな配慮がなされているか、
各都市を訪問するのが楽しみでした
環境都市宣言を行ったフライブルグ。
2000年の環境万博開催都市ハノーファー。
温暖化対策で97年の環境首都を受賞した自転車の街ミュンスター。
しかし、クリスマスマーケットでは、
これらの都市に訪れることはありませんでした。
逆に、
モデル都市ではない、一般の都市がどんな試みをしているのか。
それを見るのが楽しみだったのです
しかしまず驚いたのは、
ある街では(学生街)、ゴミがゴミ箱から溢れて散乱していたこと。
そして分別していないところが多々あったこと
きちんと分別していて、
ゴミ箱の周囲が、スッキリしていたのは、
高速道路のサービスエリアくらいです
ゴミの分別、リサイクルは、
回収した後に、莫大な資金とエネルギーが必要になるので、
中途半端に行うと、今の日本みたいに収拾がつかなくなります
しかし、
自分が出したゴミは自分で始末する。
できるだけゴミは出さない。
というのは、地球温暖化のこととは別にしても、
人間が生きるうえでの、最低限のマナーだと私は思います
いらないものは、棄てればいい、燃やせばいい、という考えは、
ゴミだけに留まりません。
そんな消費社会は、
人間の消費→労働力の使い捨て、弱者の切捨て、に
つながっていくと、私は思います。
リサイクルよりも、
まず、リデュース=ゴミを出さない。
何をおいても、リデュースです
しかしもしゴミが出てしまうなら、
リユース=再利用。
何度も同じものを使います
そして、それでもダメなら、
リサイクル=別のものに作り直して使う。
私はこのブログでリサイクルについて多々書いていますが、
できるだけリサイクルはしないほうがいいのです。
アルミやペットボトルのリサイクルは、大きな環境負荷につながります
なので、リサイクルは最終手段です
自分が気持ちよく生きていくためには、どうしたいのか
ゴミ問題は、ただのゴミで留まりません。
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2008年1月02日 ドイツ 環境とクリスマス②