子ども兵士と小型武器①

私は今まで、「子ども兵士」について
何回かここで書いたことがあります

しかし、子ども兵士について、
ナマの情報を得たのは2007年が最後で、
「その後、この問題はどうなってるんだろう??」と、
気になっていたところでした

そんな時、テラ・ルネッサンスというNGOが、
「ウガンダの子ども兵士」に関する講演会をすると聞いて、
「うひょ~~」と、
早速申し込んだのです

しかし、残念なことに、この時のお話は、
テラ・ルネッサンスの理念に、やや重きを置いていた模様
もちろん啓蒙活動も大事ですが、
せめて最新情報が欲しかったです

ウガンダの北部7県で、
LRA(神の抵抗軍)が活動をしており、
いまだに1300人のメンバーがいて、そのうちの80%が子どもです、
と言う話。
しかしこのデーターは2004年のものとのこと

えっと・・・
せめて、ウガンダの子ども兵士のDDR(武装解除)がどのくらい進んでるのか、
それとも進んでいないのか
進んでいないならどこに問題があって、
私たちに何ができるのか。
そんな話が聞いてみたかったです

もちろん興味深い話もありました
テラ・ルネサンスの支援者は、沖縄の方が多いそうですが、
それは太平洋戦争当時、沖縄にも子ども兵士が存在し、
世界の子ども兵士の問題を、
リアルなものとして感じられるからだそうです

子ども兵士って、何も遠くのできごとじゃないんですよね
63年前には、日本にも存在したわけです。

ウガンダでは、いまだにLRAが子どもを夜間に誘拐して兵士にするため、
親は自分の子どもたちを、シェルターに預けます
それは、毎晩のことです。
そんな子どもたちのことを、「ナイトコミューター」というのですが、
親に送られて、夜にシェルターに行き、
朝、家に戻ってきます
数にして4000人から10000万人。
もちろん全ての子どもがシェルターに入れるわけではないので、
そとで眠る子どももいるそうです

そんな様子も、
私が初めて子ども兵士について知った2005年から、
まったく変わっていないようです

子どもたちが、愛する両親の側で、
安心して眠れるように・・・・

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