愛媛県の松山市に、
えひめグローバルネットワークという、
NPO法人があります
アフリカ南部のモザンビークでは、
約30年にも渡り戦争が繰り広げられ、
一般の人々の手に、武器を残す結果となりました
えひめグローバルネットワーク代表の竹内さんは、
現地NGOと共に、
武器を自転車や生活物資と交換する活動を続けています
また、交換物資として愛媛から自転車をモザンビークに送る活動もしています
まず武器の交換についてですが、
一般市民から受け取った銃は、細かくして溶かし、
「銃アート」という人形に変えてしまいます
この日、竹内さんが持参したのは3体。
楽器を弾く人
水を汲む人
本を読む人
銃アートは、平和の象徴です
なぜなら、音を奏でるのも、水を汲みに行くのも、本を読むのも、
戦争中には、安全に楽しく行うのは難しいからです
竹内さんのところを含めて、
愛媛には銃アートが、全部で20体ほどあるそうですが、
機会があったら、全部見てみたいですね
モザンビークの人々の、夢や希望を共有したいなあ~
銃と自転車・生活物資を交換していた最初の頃、
人気のない、暗闇で行われていたのですが、
今は、学校や地域の協力の下、公然と行われています
自転車の輸送についてですが、
日本の廃棄自転車をそのまま持って行くのではなく、
一台一台、メッセージをつけています
でも、日本の廃棄自転車をモザンビークに持って行くのって、どうなんだろ??
ゆくゆくは、廃棄自転車もなくす必要がありますよね。
それは、モザンビークの武器をゼロにするのと同じ活動だと、
竹内さんは言います
2つの活動をリンクさせて、どっちもなくそうとしている、
えひめグローバルネットワークの活動は、
興味深いです