骨髄ドナーに選ばれました。で、私どうなるの？①
骨髄ドナーに選ばれました。で、私どうなるの？②
骨髄ドナーに選ばれました。で、私どうなるの？③
骨髄ドナーに選ばれました。で、私どうなるの？④
骨髄ドナーに選ばれました。で、私どうなるの？⑤
そして月曜日
仕事の休憩時間にＳ病院に電話をすると、
先日話をした看護師がいました。
「１０分程、お待ちいただけますか？」と聞かれ、待つことに。
すると、次に電話に出たのは、Ｋ先生本人だったのです
Ｋ先生「今、カルテを見たんだけど、呼吸状態に関する記録は一切ありません。
だから当時、何もなかったと思います
骨髄ドナーの話を進める上で、もし何か書類を書く必要があれば、
いつでも書きますし、カルテもお見せしますので、
その時はまた連絡をください」
普通、病院のカルテは外来に取り置きはできないので、
私の電話に合わせて、取り寄せたのでしょう。
そして、外来の診察で忙しい先生が急に昔のカルテを見てくれるはずもなく、
前もって看護師が伝えておいてくれたのだと思います
Ｓ病院は、骨髄移植指定病院です。
それだけに、医療従事者の意識が高かったのかもしれません。
Ｋ先生も看護師も、
とても親切で丁寧で、ホント、感謝です
ありがとうございます
そのことを早速、担当コーディネーターに伝え、
コーディネーター医師にも情報が伝わり、
「担当医が問題ないと言ったなら、大丈夫でしょう」と、
カルテの開示も書類の提出も必要なく、
その２日後には、確認検査をすることになりました
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確認検査は、前回と同じ病院で行いました
検査の内容は、問診、血圧測定、聴診、採血です
問診と聴診は、簡単なものでした。
コーディネーター医師曰く、
「きちんとした聴診は、ドナーに確定したら改めて行うから」と。
採血の前に、
「朝ご飯は何時に食べましたか？」と聞かれましたが、
確認検査の採血に血糖値は項目に入っていません。
先生曰く、
「一応、書く欄があるから聞いてるだけです」と。
先生が採血の準備をしているときに、
ＤＮＡタイピングについて、いろいろと質問をしてみました
ＤＮＡタイピングとは、
ドナーの白血球の型を細かく調べるために行う検査のことで、
患者さんの白血球の型により近いドナーを選ぶ上で、
とても重要な検査になります。
白血球の型は、６座あるのですが、
（A，B，C，DPB1，DRB1，DQB1）
ちょっと前までは、あまり重要視されていなかったＣ型が、
実は移植する上で重要であることが徐々にわかってきたり、
今でも日々いろんなことが解明されつつあるようです
痛いことが、大嫌いな私
採血は、されるより、するほうがもちろん好き
先生に、「看護師さんはそうだよねえ～～」と、
他愛もない話をしながら、確認検査終了。
病院に足を運ぶたびに、交通費がいただけるので、
→しかも、家族同伴の場合は家族の分も精算してもらえます
この日も担当コーディネーターから交通費をいただいて帰宅
あとは、骨髄バンクからの通知を待つだけです
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約１週間後に採血の結果が封書で届き、
気にしていた貧血は全く問題なし
他のデーターも、正常範囲内だし感染症もありません。
とりあえず、ホッ
そしていよいよ、待ちに待った結果です
３週間後に、担当コーディネーターから電話がかかってきました
電話に出た私は、ドキドキドキドキドキドキ
「今回のコーディネートは、これで打ち切りになりました」
ええええええええええっ～～
そんなぁぁぁぁぁぁ
なんでっどうしてっ
「この時期に打ち切りになると言うことは、
ほかのドナーさんに決まったということだと思います」
そっかあ～～
私がドナーになれなかったのは残念だけど、
大切なのは、患者さんが助かるということですもんね。
ほかの人が適任であれば、それがいいのです
担当コーディネーターに、
「今後、早ければまた年内に選ばれる可能性があります。
１１月に海外渡航の予定があるのでしたら、
今回は登録を保留にしておき、帰国したら登録を再開しますか？」
と聞かれました
確かに、１１月はベラルーシとイラクに行く予定はありますが、
とりあえず、骨髄バンクの登録は、このまま継続することにしました
担当コーディネーター曰く、
「今回、ＤＮＡタイピングを済ませたので、
今後はドナーに選ばれやすくなりますよ」と。
９７年に登録してから今回選ばれるまでに、１２年かかりましたからね。
早く、また選ばれるといいなあ～と思う今日この頃です
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さらに１週間後くらいに、
骨髄バンクから、「アンケートのお願い」が封書できました
今回のコーディネート全般に関する、スタッフの接遇についてです。
Ａ４サイズ２枚のアンケートで、
「満足、まあまあ満足、普通、やや不満、不満」のいずれかに○をつけ、
理由を記述する設問もありました
私は、早速記入して投函
あ～、これで、「第１回ドナー候補人生」が終わったんだなあ～と、実感
また選ばれる日まで、元気で健康でいないとねっ
