ケニアの女性とFGMの報告会②

FGM1
WAAF主催で、
ケニアの女性とFGM(女性性器切除)の報告会が行われた。

ブルキナファソに滞在したことのある私は、
「女性の地位やFGMに対する意識に関して、
どのアフリカ諸国も似たり寄ったりなのだなあ」と
改めて感じさせられた。
                   
アフリカは、部族社会である。
国家はあってないようなもの。
法律より、部族の掟は絶対的なもの。
その部族の習慣・風習は、各部族により特色がある。
しかし、女性の役割や地位に関しては、概して同様。
そんな中で、ケニアのとある部族の面白い話があった。
女性の処女性を重んじ、貞操を守ることを第一とするアフリカ社会で、
「夫以外の男性の子どもを産む」部族があるという。
これは、母系部族というのだろうか?
より強力なDNAを求め、子孫を残すための智恵なのだろうか?
どんな経緯でそのような風習が生まれ、存続しているのか
とても興味がある。

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