「福島原発震災の被災者支援募金」のお願いです。
郵便振替口座番号:00560-5-43020
加入者名:日本チェルノブイリ連帯基金
通信欄に、「福島原発震災の被災者支援」と明記してくだされば、事務局で仕分けします。
以下、JCFのブログより。
昨日、長野県から第二陣が到着し、大事なミーティングが行われました。
それは、支援を継続するかどうかについてです。私たちJCFが支援を始めたときと、原発の状況が変わってきているからです
南相馬市は、物資に乏しいけれど、少しずつガソリンが手に入るようになり、インフラも使え、避難していた医師たちが、南相馬に戻ってきました
なので、地域の医療従事者にバトンタッチしよう、というのも撤退の理由ですが、一番大きな理由は、SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測)による、放射性ヨウ素の放出率の試算が、思っていたよりも高かったことです。
それに合わせたかのような、枝野官房長官の「自主退避」。
現場では苦渋の決断が迫られましたが、撤退の決断は正しかったと思います。
もちろん、スタッフからは「残りたい」「支援を続けたい」という声があがりました。
しかし、見えない放射線を恐れながらの支援活動は、厳しい。現場に行かなかった私でさえ、「南相馬の人たちを見捨ててしまうことになるんじゃないか・・・」と、心が痛くなります。。。
私たちには帰る場所がありますが、彼らにとっては、南相馬が自分たちの居場所ですから。あとは、最後まで仕事をきっちり行い、引き継ぎをし、必要とされれば、長野で避難者の受け入れをしたり、足りない物資があれば、タイムリーに届けるなど、対応していくことを約束しました。
チェルノブイリ原発事故では、放射能の放出は10日ほどで収束しましたが、福島原発は、いまだに放射能が出続けています。
放射能がおさまり、自主退避が解除されたら、また中に入って、お手伝いがしたいと思っています。それまでの間、私たちは自分の居場所で、できること・やるべきことをしたいと思います。
ありがとうございます。
mana