チャルカの思想 3

私は、「機織りコース」を選択
私の母方は奄美大島にルーツがあり、
祖母やその姉妹は、大島紬の織り子でした

そんなこともあり、
私は以前から染め物や織物に興味があり、
今回も迷わず、「機織りコース」を選択

でも、チャルカの糸紡ぎも、いつかやってみたいですv( ̄∇ ̄)v

まず、チャルカとは糸車のことで、いくつか種類があるのですが、
この写真は、携帯用チャルカです。

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ガンジーも出かけるときは、携帯用チャルカを持ち歩き、
愛用していました

これは、ダヌシュチャルカ。
チャルカよりも作りが簡単で、竹でできています。

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さて、「糸紡ぎ」組はここからが本番で、
時間をかけて、糸紡ぎの習得にはいります~

1人1台ずつチャルカが貸し出され、ひたすら紡ぐ~紡ぐ~
横でちらっと聞いていると、これが、結構難しそう・・・
でも、「糸を紡ぐ」ということは、「衣」の基本であり、
糸が紡げないと、何もできないのです

私は、原始機を使ってマフラー(らしきもの?)を織るのにチャレンジ
原始機(げんしばた)とは、弥生時代に使われていた機織りで、
遺跡からも出土されています。
縄文晩期から始まったとされる機織りは、弥生時代に本格化し、
女性たちが外で、太陽の光を浴び、風を感じ、自然の中で、
おしゃべりをしながら、毎日着る衣類を織っていました

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昔の人は、木にくくりつけて織ったそうですが、
弥生の布作り
私たちは室内で行ったので、
カーテンのフックに、先っぽを引っかけて作業しました(*’-‘*)

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あまり実用的なものは考えておらず、
インテリアとして使えれば~という感じで、
すかすかな感じで、ゆる~く織ってみました(* ̄∇ ̄*)エヘヘ

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最初はシンプルに、生成りオンリーだったのですが、
ちょこっと色をいれてみました

これは一見、緑に見えますが、
洗濯すると水色になるそうです。
この緑は草木染めで、藍にキハダを混ぜたものです。

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完成です~
このくらいなら、約1日でできあがります
糸は、のり付けされていてパリパリなので、
酵素で洗い流します。

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50度以下のお湯につけて一晩

こんな色になりました~(*゚∀゚)っ

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つづく

ありがとうございます。
mana

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