『世界のタイル博物館』は、見どころ満載!

焼き物の街(常滑市)だけあって、見どころ満載な博物館でした!

タイル装飾の原点はメソポタミアで、神と信仰の為に、不変の形と永遠の美が求められました。それがクレイペグによる装飾空間。古代エジプトでもピラミッドの中の、魂が通る扉にタイル装飾がされました。

メソポタミアのレプリカ。


こちらは、本物です。

エジプトのレプリカ。


こちらは、本物です。


そして時を経て、タイル装飾が人間の暮らしの中で使われるようになります。それが例えば、17世紀オランダのブルー&ホワイトタイル。

そして産業革命後に中産階級がタイルにアールヌーボーを取り入れて、豊かに装飾始めたんですね。

そして日本~。日本のタイル装飾はそれぞれの良い部分を取り入れつつ、独自路線を開拓しています。華やかだけどシンプル。そんなタイル装飾を追求して欲しいと思います。

2階フロアでは、古今東西、実際に使われていた多くのタイルを見ることができました!!

そして、江戸時代の染付便器!!装飾豊かな染付で小と大がセットだったり、窯元の銘が入ったブランド物の便器があったり、厠下駄が陶磁器だったり、かなり興味深いです。

で、最後に。

Lixilでは『みんなにトイレプロジェクト』で、衛生的なトイレの普及に努めてるそうです。いわゆる途上国では、特に女の子のトイレ問題は大きな課題になってるし、どんな活動をしてるのかなあー?と、置いてあるパンフレットをもらってきました☆彡

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