地球ひろば in アフリカ①

今年できた、JICAの「地球ひろば」で、
アフリカ関連のイベントや報告会が8月いっぱい行われています。
面白そうなイベントが目白押しで、
どれに出席しようか目移りしてしまいました。

私が最初に参加したのは、
「野口英世は世代を超えて~アフリカへの保健協力」

福島県出身の医師、野口英世のことはご存知でしょう。
お札の顔になった方ですから。
では、野口医師が西アフリカのガーナに向かい、
その半年後に黄熱病で亡くなったこともご存知でしょうか?

1979年、日本のODAにより、
ガーナ大学医学部に野口記念医学研究所がつくられます。
「ガーナに野口研あり」と、世界中にその名を轟かせたのは、
1986年、野口研がガーナで初めてエイズウイルスを発見したのです。
しかもこのウイルスはII型と呼ばれるアフリカ特有のタイプで、
II型の発見は世界で2番目の快挙でした。
そしてAIDS以外の部門でも高く評価を受け、
WHOから、感染症調査機関として認定を受けました。

しかし日本国内の熱帯病の研究は遅れており、
日本の医師でマラリアを診断できる医師は
一体どのくらいいるでしょうか?
今、多くの日本人が海外で活動をしています。
熱帯地域に暮らしている日本人もたくさんいます。
彼らが熱帯病にかかったとき、不安の中でまず思うことは、
「日本で治療したい」だと、思います。
私自身、インドのカルカッタで、マラリア疑いで入院したとき、
「治療の続きは日本で・・・」と思いました。
世界で活躍する日本人が増えつつある現在、
日本国内の医療従事者も、熱帯医学を修得していかなければ
ならないと思います。

110~150台を行ったりきたり
しています。

12~15番台を行ったりきたり
しています。

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