そろそろこの映画が終わり、
「硫黄島からの手紙」が上映されるんだよな~・・・
と、呑気に構えていたら、12/8で終了だったんですね
私は慌てて、仕事の後に見に行きました
みなさんもご存知の通り、
「父親たちの星条旗」と「硫黄島からの手紙」は、
太平洋戦争末期、硫黄島の戦いを、
アメリカの視点、日本の視点から描いたものです
この手のハリウッド映画は、
いかにアメリカが正義を貫いたか・・・
自分たちの正しさだけを描くことが多いので、
「父親たちの星条旗」も、引き気味だったのですが、
見に行って良かったと思います
硫黄島から生還した兵士3人は、
英雄扱いされながらも、
硫黄島でのことは、家族にさえ、一切語ろうとしませんでした。
戦争で悲惨な体験した人ほど、
その過去を忘れようとして、沈黙を守ろうとするのではないでしょうか。
戦争は、人間が人間でいられなくなる、と
よくいいます。
人を狂気に駆り立てるものが、戦争なのだと思います。
当然、思い出したくないこと、
早く忘れたいこともあると思います。
しかし、「戦争が語られない」ことが、
「戦争がこの世からなくならない」ことに、
間接的に結びついてるのではないかと思ったりもします。
戦争をしてまで得たいものって、何なんだろう?
前線から帰還した人たちは、それを手に入れることが
できたんだろうか?