第5回 東京平和映画祭 ⑦

イラク 戦場からの告発

この作品を制作した西谷さんは、
ジャーナリストであり、
イラクの子どもを救う会の代表でもあります

アニメを使って、第6章から成る作品ですが、
イラク戦争についてよく知らない人でも、
興味を持ってもらえるような作りになっています

第3章が、「アメリカとフセインの関係」。
この章では、ハラブシャの毒ガスについても語られています。

イラクのクルド人自治区では、1988年にサダム・フイセインが、
マスタードガスなどの化学兵器を使用し、
クルド人を虐殺したと言われています

しかし、本当にサダムが単独でやったのか?
バックに西欧の大国がついていなかったのか?
そもそも、本当にサダムがやったことなのか?
依然、真相は闇の中です

2006年12月にサダムが捕まったとき、
ハラブシャの真相についても究明できると思っていたのですが、
その4日後に異例の早さで死刑が執行されました

私は思わず、アムネスティにメールを送り、
「抗議の声明文を出して欲しい」と言ったくらいです
→年末だったということもあり、アムネスティの対応がかなり遅かったので。
それとも何か思惑があったのか??

日本はイラク戦争に無関心であってはなりなせん。
何故なら、日本も支持を表明したからです
「私は賛成していない」
という人もいると思いますが、
声をださなければ、消極的賛成ということになります

これは、多くの日本人に観てもらいたい作品です

スポンサーリンク


スポンサーリンク