マルハバパレスチナ月間、
というのをご存知ですか?
5月15日から6月15日までの1か月間、
全世界のカフェで、パレスチナとパレスチナ人について
語り合う企画です。
フランスのマルハバカフェを真似て、
日本全国でも、飲みながら食べながら、
パレスチナについて考えるイベントが行われました。
以下もその一つ。
JVCで、「little hands」という、
ドキュメンタリー映画を観ました。
まだ日本語の字幕がついておらず、
誰もが気軽に観れるものではないそうなので、
残念です。
その映画は、パレスチナのガザ地区での
児童労働の話です。
ガザの8割が難民として生活をしており、
14歳前後の子供たちが働いています。
理由は、父親が病気か失業中で、
家族に対して責任がある長子が働かざるを得ないわけです。
中には一日10時間以上働いている子供たちもいます。
1996年から2000年にかけてパレスチナ人の平均収入が
3割減になってしまい、
貧富の格差が広がっています。
パレスチナといえば、
「イスラエルによる占領」
というイメージが強いですが、
イスラエルの占領に関わらず、
もともと「児童労働」という問題が潜んでいたそうです。
また面白い話がありました。
AIDA(パレスチナで人道支援を行う国際NGOの協議体)の
ファクトシートの中身についてです。
1、国連とイスラエルがパレスチナを支援した場合、
2006年から2008年のパレスチナの貧困率と失業率は上昇。
2、国連だけが支援してイスラエルが支援しなかった場合も、
同年の貧困率と失業率は上昇。
3、そして、国連は支援しなくてもイスラエルが支援した場合、
同年の貧困率と失業率は、少し上がるのみにとどまります。
これはどう読み解けばいいのでしょうか?
110~130台を行ったりきたり
しています。
11~14番を行ったりきたり
しています。