東大主催のこのエキシビション。5月まで延長になったので、機会があれば是非!
私は恥ずかしながら、ナウル共和国を知りませんでした。南太平洋にある世界最小の島国で、20世紀終わりまでユートピアでした。リン鉱石で富を築き、しかし枯渇していまい、今は最貧国の1つです。
世界も有限の天然資源に頼っていてはナウル共和国のようになる、というわけではないけど、そこから得られる教訓があるだろう、それがこのエキシビションの狙いです。
なくなるなくなると言われ続けていた金属資源は技術の発展や抽出方法の工夫によって、今まで掘削できなかった場所から資源を獲得できるようになったり、資源と思われてなかった鉱石が使用できるようになったり。で、結局、枯渇せずに来ています。それは石油もしかり。
で、今度は海洋資源の獲得を本気で狙ってるわけです。
その1つが、チムニー。
そして、マンガンクラスト。
どちらも深海にあって、生態系に影響を及ぼすため、今は採掘されていません。でも、将来の資源として注目されています。
愚かな人間のことだから、いずれは掘り起こして取り返しのつかないことをしでかすんだろうな。