京都大学原子炉実験所にて⑤

最近、ツイッターを始めました。

京都大学原子炉実験所にて①

京都大学原子炉実験所にて②

京都大学原子炉実験所にて③

京都大学原子炉実験所にて④

言葉の使い方なのですが、
私もその時の雰囲気や勢いで書いてしまうことが多く、
正しく使えてるか疑問に思うこともあります

放射線、放射能、放射性物質の違いについてです

放射線を出す物質を放射性物質といい、
放射線を出す能力を、放射能といいます~(*゚▽゚*)

わかりやすく懐中電灯に例えると・・・
放射線=懐中電灯から出る光
放射性物質=懐中電灯
放射能=懐中電灯が光を出す能力

なので、使い方を間違うと、意味が違ってきてしまうのです。

単位も同様です~

放射能、放射線にも単位があります。
ベクレル(Bq)とシーベルト(Sv)です。

ベクレル→放射能。
       単位時間あたりの放射線を出す能力のことで、
       出された放射線の種類や強さは関係ありません。

シーベルト→放射線影響。
        受けた放射線の種類や強さを考慮し、
        人体に与えられた影響の大きさを表します。

わかりやすくお金に例えると・・・

ベクレルはコインの枚数、シーベルトは値段、になります

コインの枚数:3枚=値段:520円(500円1枚+10円2枚)
コインの枚数:3枚=値段:52円(50円1枚+1円2枚)

コインの枚数はどちらも同じですが、
値段が異なりますよね

放射線も同じで、
同じ放射能(ベクレル)でも、
出てくる放射線の種類や強さが異なれば、
人体に与える影響(シーベルト)も異なるわけです。
なので、単位を間違えると意味が全く違うのです(☆゚∀゚)

さて、日本では生活が便利になる度に、
年々電気の消費量が増えてきています

もっとも増えてるのは??
エアコン、冷蔵庫、照明、テレビ、掃除機、パソコン・・・
いろいろと思いつくと思いますが、
私がビックリしたのは、
「温水洗浄便座」です・・・∑( ̄ロ ̄|||)

これはあくまでも2003年の話ですので、
今はもっと増えていると思われますが、
「温水洗浄便座」が、合計電力消費量に占める割合は、
3.9%です~
この当時、テレビの割合が9.9%だったので、
その半分ということになります

電気カーペット4.3%
冷房10.6%
暖房14.6%
冷蔵庫16.1%

ってことを考えると、
3.9%って、決して小さな数字ではありませんよね

いやはや、トイレに温水って、そんなに必要でしょうか??
便座を温かくする必要ってあるのでしょうか?

確かに痔の方など、必要でしょうし、
高齢者でトイレ全体が暖かくなる機能が必要な方もいるでしょう。

でも、無駄はないでしょうか?
ちなみに、うちの職場のトイレ(職員用)は、
冬は常に便座が暖かく、ウォシュレットも温水です
気がついたら私はいつも電源を切ってしまいますが・・・

「そんな小さな事に目くじらを立てて~~
それよりも、もっと大きな電気消費量を減らすべきでは」
と思うかもしれませんが、もちろんそれも大事
でも、ちいさな積み重ねも大切だと思うのです(*’-‘*)

たかがウォシュレット、と侮れませんね~

ありがとうございます。
mana

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