大賀さんを囲んでみんなでランチをしながら、
ここまでの話を一気に聞いた私たち
いよいよ畑にでて、実際に野菜たちを見に行きます~

最初に見たのはハウスでした。
中には入れませんでしたが、キュウリを作ってるそうです。
てくてく歩くと、
でーんと、大きな池が

これが、川の水を引いて溜めた池で、
タンクに入ったEM菌を、適宜入れています

これは、マナオという、柑橘系の果物です。


あとで割って食べてみましたが、
酸っぱくて美味し~

右奥がドラゴンフルーツの木で、
左手前がサトウキビです。
サトウキビを使った、
いろんな商品開発のアイディアがあるそうですよ

左・レモングラスと、真ん中・玉レタスを一緒に栽培しています。
虫が付きにくいとか、あるそうです。
右はバジルです。

ニンジン。


みんなでニンジンを引き抜いてみました~

リーフレタスとロメインレタスの苗床です。
収穫時期を合わせるために、苗床を作っています。

イチゴとネギを一緒に植えているのは、
虫除けのためです。
イチゴはまだ小さくて、少し酸っぱかったです


以下の写真は、
サニーレタス
ベビーコーン
里芋
スイートバジル
紫芋
屋久島のサツマイモ
日本きゅうり
いんげん
などなど、栽培していました





玉ねぎ。


こんな、のどかな風景、大好きです(* ̄∇ ̄*)エヘヘ

ハーモニーライフ農園の中で、私が一番興味を持ったのがコレv( ̄∇ ̄)v

よーく見ていただくと分かるのですが、
フェンスやブロックで、4つのパートに別れているんです。
一番手前、鶏がいる場所。
ここで鶏を平飼いにし、雑草を食べてもらって糞をしてもらい、
鶏に土を作ってもらいます
このあと、畝を作って野菜を植えます。
以前、平飼いにしていたのが左奥で、
今はブロッコリーを栽培しています
そして、右端。
鶏舎が見えますが、その手前に、グアバとレモンを植えています。
ここでも、鶏を平飼いにしています。
鶏舎の裏側では、茄子を栽培しています。
ブロッコリーや茄子を収穫したら、
またそこで鶏を平飼いにして、雑草を食べてもらって糞をしてもらい・・・
そして、野菜を植えていくのです。
素晴らしい循環ですね
ここでは、雄鶏1羽につき雌鶏10羽の割合で、
合計500羽の鶏を飼っています。
ここの卵は全て有精卵で、
雄と雌が交尾してできる、自然な卵です
これは、肥料です。


藁、鶏糞、牛糞を重ね、
一番上にはハーブを乗せています。
ジンジャー、レモングラス、キン(生姜)、などなど
これを5か月間、置いておきます。
試験的にスプリンクラーを付けたそうです。

これは、モロヘイヤとレモングラス。
一緒に植えてるのは、虫除けのため。
モロヘイヤは本来、2Mにもなるそうですオオーw(*゚o゚*)w

マルベリーとヘナ。
ヘナはスリランカ産。

農園はまだまだ続き、
果物やハーブが、この先でも栽培されています

スタッフのみなさんが、働いていました

元気な土や野菜に触れると、とっても気持ちいい~
農園の向こうが山になっているのですが、
めちゃくちゃ晴れて暑いのに、
霞がかかったように遠くが白くてキラキラしていて、
野菜もぼやーっと光っていました
生命力のある土や野菜って、見ると分かるものなんですね~(☆゚∀゚)
タイでこれだけのことを行っている大賀さんを応援したいし、
タイ全土にオーガニック野菜が広がることを想像すると、
ワクワクします~~
その反面、気に成るのが日本のオーガニック事情です。
食の安全に関心を寄せる人たちが増えてる割には、
オーガニックが広がってない様子。
日本の農作物の中でオーガニックが占める割合は、
0.16%とか0.18%と言われています。
これは、中国や韓国よりも低い数字です
日本で広がらない理由で思いつくのが、
手間暇かかる割には、利益が少ない
まだまだ消費者の意識が低い
それに付け加えて、私が問題だと思うのが、
農協が農家に農薬や化学肥料を売って利益を得てるので、
オーガニックに消極的
ということ。
「オーガニックは栄養価が高いと言い切れない」とか
「健康にいいと、証明できない」とかいうネガティブな情報も出回っていますが、
他人が何と言おうと、「美味しい物は、美味しい」というスタンスで、
オーガニック栽培を行っている農家を応援すればいいと、私は思っています
「有機」「オーガニック」と言えば、JAS法。
JASを取得するには、お金も手間もかかるため、
オーガニック栽培を行っている農家の中には、
JASを取得していない農家もあります
なので、JASマークの有無にとらわれず、
自分が「美味しい」と思った農家を応援していけばいいんじゃないかな~と、
思う、今日この頃です。
良い物は必ず残りますから。
ありがとうございます。
mana