入国管理局の面会ボランティアは医療従事者がいないので、必要とされていることが伝わってきました。

午前中は東京入管で、3名の収容者の方とお会いしてきました。

先日、仮放免が却下されたB1さん。

相当メンタル下がっているハズなのに、今日私と面会してくれました。やはりかなりの痛みがあるようで、どの鎮痛剤も効果がありません。今日、仮放免の要望書を準備してきたので、コピーを1部、B1さんに渡しました。午後に担当弁護士のT先生の事務所に行き、次回の仮放免申請の時に、私の要望書を添付してもらうために渡してきました。

オペするしか根本治療がないB2さん。

B2さんもかなり痛みがあり、日常生活もままならない状態です。担当弁護士のO先生に電話したら、仮放免申請は却下されたそうです。O先生は「仮放免が出るまで続けます!」と、力強く言ってました。次回の申請時には私の要望書も添付してもらいます。

Nさんは整形外科系の疾患がてんこ盛り状態。前に私が簡単なリハビリの資料を作成して渡したところ、「毎日リハビリやってるよ!首が動くようになった。背中の痛みも減ったよ!」と喜んでいました。そんな様子を見ると、私も嬉しくなります。

本来東京入管は収容期間が短い施設で、1年未満が一般的でした。しかし最近は、1~2年の収容はザラ。長期になるから、当然体調不良者も増えるわけです。特に、日本の刑務所で服役していた方の収容が長くなっているんじゃないか?と、言っている方もいます。←もちろん、そればかりではないけどね。

そんな中、面会に関わっている医療従事者がいないため、とても渇望されていることが良く伝わってきました。とは言え、判断に迷うことは多々あると思うので、師匠のY医師に相談しながら、継続して関わりたいと思っています。

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