第15回 地球環境映像祭

3月9日9時に、ベラルーシから成田に到着し、
そのまま新宿に直行。
9日から3日間行われる、
第15回地球環境映像祭に行ってきました

3日間全て参加する予定だったのですが、
帰国してそのまま新宿に直行したのがたたったのか、
翌日から起き上がれなくなり、
残りの2日間は参加できませんでした。
残念・・・

初日に私が観たのは、
①気候大異変ー環境の崩壊が止まらない
②ビッグ・ブルー
③死の季節よ、さらば
です。

①気候大異変ー環境の崩壊が止まらない

「NHKスペシャル」で去年放送されたもので、
温暖化が地球に及ぼす影響に焦点を当てています。
台湾でデング熱が発生し、殺虫剤を撒きまくっている映像。
温暖化というと、永久表土が解けて海面が上昇するとか、
ハリケーンなど異常気象の発生とか、
世界中に広がる砂漠化とか旱魃・・・
そして、あまり大きく取りざたされてはいないけれど、
「熱帯病が拡大する」というのも、深刻な問題です。
マラリア、コレラ、西ナイル熱、
どれも罹患すると、辛くて大変な疾患です。
この映像のメッセージは、
温暖化を止めるには、
私たち一人一人の行動にかかっている、ということです。

コンセントを、こまめに抜くとか、
買い物袋は持参するとか、
リサイクルできるものを買うとか、
できるところから、始めたいですね。

②ビッグ・ブルー

絶滅の危機に瀕している、
シロナガスクジラの生態を追う映像です。
シロナガスクジラは、最大の哺乳類であるにも関わらず、
何を食べて何処に住んでいるのか、よく分かっていません。
この映像は、クジラ研究の一助になるだけでなく、
美しく神秘的な映像を見ることで、
「この地球を守らなければ」と思わせられます。

③死の季節よ、さらば

フィリピン・ネグロス島での、
地主と小作人との格闘を描いたものです。
地主は農民たちを低賃金で働かせ、
土地を持たない農民たちは、いくら働いても
豊かにはなれず、搾取されるだけ。
アキノ大統領が土地改革を行っても、
それに従う地主は少なく、農民たちの生活は
あまり変わらない。
しかしネグロス島では、少しずつではあるが
土地改革が進み、フェアトレードと出会ったことで、
持続可能な農業が可能になりました。

ネグロス島で作られているバナナは、
始めは農薬付けで問題がありましたが、
その後、農薬を使わない農業を指導し、
環境と健康に配慮したバナナを作れるようになりました。
このバナナの輸出先は日本です。
しかしまだ一般のスーパーでは販売されておらず、
購入するには、生協や宅配か通販になります。

興味のある方は、
是非コチラを参考にしてみてください。
購入方法も分かります。

オルタートレードジャパン

地球環境映像祭は、毎年3月に開催されています

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