旅とは不思議な縁で、
「行きたい」と何度願って、トライしても、
行けない時は行けなかったりします(T_T)
けど、
強く「行きたい」と願ったわけではないのに、
行けしまう場所もあったりしますよね
私にとって「チェルノブイリ原発4号炉」がそうでした。
何年も前から「行きたい」と思い、
何度も試みたのに、
今まで行けずじまい、、、
「今はまだ、来る時期じゃないよ」
という事だったのかもしれません(*’-‘*)
今回、チェルノブイリに行くに当たって、
まず訪れたのが、
ウクライナの首都キエフにある、
チェルノブイリ博物館
内容はかなりしっかりとした作りになっていて、
レイアウトも工夫されていました
事故当時の様子が3Dで再現されていたり、
被曝した方々の所持品が提供されていたり、
処理に使われた物と同様の防具服が展示されていたり・・・
事故処理に使われていた車と同じ車種
まさか、現物・・・
また当時の事故処理の様子や、市民が避難する様子が、
各部屋でVTRが流れていました
この部屋はちょっと薄暗く、ピンぼけもしていますが
(写真撮影代を払わず、こっそり写していたので)
床が「燃料集合体」と「制御棒」の模型です。
凄い、リアルΣヾ( ̄0 ̄;ノ
今回、写真は撮れなかったのですが、
一番不気味だったのが、
1階から2階に上がる階段に、
「埋葬の村」の名前が、ずらっと天井から吊されていたことでした
→「埋葬の村」とは、放射能の汚染が高く、住民が強制移住し、
地図から消された村のこと。
フォトジャーナリスト・広河隆一さんの写真集に、
「チェルノブイリ・消えた458の村」というのがあります
チェルノブイリ4号炉を訪問する前に、
予習のためにこの博物館を見学すると良いかもしれませんね
ありがとうございます。
mana
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