今、マレーシアに来ています
１３年ぶりの首都クアラルンプールは、
高層ビルが立ち並び、
きらびやかなイルミネーションがあちこちで見られ、
なんだか、懐かしいような寂しいような、
複雑な心境です。
高層ビル群の中に、
隅に追いやられているようなあばら家
地震が起きたら崩れそうなマンション
開発の中で取り残されている人たちというのは、
どこの国に行っても見られる光景です。
これは、先進国でも同様です。
マレーシアはイスラム教国なので、
人口構成は、マレー人だけでなく、
中東からも多くの人たちが来ています。
特にサウジアラビアからの人が多いとのこと
そのせいか、クアラルンプールの町並みは、
中東っぽい雰囲気と、タイやベトナムで見られるような雰囲気と、
どちらもたたえています
ところで・・・
ホテルの部屋でフト、天井を見たところ、
何かがくっついています
「ここ」と書いてある、赤い囲いの中です。
拡大すると、こんな感じ↓↓
これは、(多分）マレー語で書かれているのですが、
つまり、「メッカ」ということ。
イスラム圏のホテルでは、大抵見られます
イスラム教のお祈りは、一日５回とされていますが、
仕事で忙しいと５回もできないことがありますので、
そういう時は、一回のお祈りでも、
心を込めて行えば、５回分に相当するそうです。
イスラムの人たちにとって、
お祈りはとても大切なものです。
例え旅行中でも、メッカの場所がわかるように、
配慮されているんですね
