フランス 闘う労働者④

ケ・ブランリ美術館

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夜の、
ケ・ブランリ①

シラク元大統領の、長年の構想のもと、
2006年4月に完成した、
セーヌ川のほとりに建つ、ケ・ブランリ美術館

アジア、アフリカ、オセアニア、南米から集められた約30万点のうち、
3500点の美術品が展示されています

室内では写真撮影が禁止されており、
スタッフの見回りも頻回なため、
写真を撮ることができなかったのは、とっても残念・・・

なので、カタログをちょっとココで

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ここに展示されているものは
それぞれの民族が、
大切にしているもの、日常で使っているもので、
可愛らしいものもあれば、一瞬ドキッとするような怖いもの、
煌びやかなものから、木製で素朴なものまで、内容は盛りだくさんです

世界中には、
自分と違う習慣をもち、宗教を信仰している人たちがたくさんいます
人間は概して、未知のものや自分と違うものを排除しがちですが、
排除するよりも、仲間になってお互いが持つものを共有するほうが、
双方にとって、より建設的です
しかし、残念なことに、現実世界ではなかなかそうはなりません

そうは思って思っていても、
それを実行するのは至難のワザ
けれど、ケ・ブランリに来ると、
「やらなきゃ」って思うんです。

日本も他人事ではありません。
アイヌの人たちや、在日韓国人、
自国から逃れて日本で難民申請をしている人々・・・
私たち日本人も例外なく、
「自分と異なるもの」を排除したがる民族です

私たち誰もができること
自分がいつもいるコミュニティーの外にも目を向け、
自分の近くに、遠くに、どんな人が暮らしているのか、
それがどんな人たちなのかを知ることから始めたいと思います

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夜の、
ケ・ブランリ②

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