ビッグイシューとは、
路上で販売されている雑誌のことです
路上生活者(ホームレス)の人たちが、
自立を目的に、ビッグイシューを販売しており、
1冊300円のうち、160円が販売者の収入になります
ビッグイシューはロンドンで生まれ、
2003年に日本版が作られました
そして8月1日に、
創刊100号を迎えたのです
月2回の発行で、
私は1年以上前から時々買っていたのですが、
ここ半年は、毎回コンスタントに購入しています
というのも、内容がかなり面白いんです
他の雑誌では取り上げないようなことを書いていて、
知識欲が満たされます
例えば、最近の特集を例にあげると、
ファーストピープル~先住民族たちのいま
発達障害は個性にできる
オリンピックに出ないスポーツ
戦争は克服できる
などなど
しかし、創刊100号を迎え、
実際に路上で販売している方から、
興味深い話を聞く機会がありました
ビッグイシュー日本版の事務局の体制が脆弱であること
その原因は、
大学卒業したばかりの子たちがスタッフになっているから。
夢は大きく、理想は高いのはけど、
それだけじゃ、やっていけない部分ってありますよね
例えば、販売地区ごとに、それを取りまとめている、
ホームレスのリーダーがいます。
その人たちが、ビッグイシューの売り上げを集金しているのですが、
持ち逃げしてしまうこともあるとか
それに対して当然、法に訴えることができますよね。
しかし事務局は、
「みんなで助け合いましょう」と・・・
ビッグイシューは、イギリスと日本の他、
6か国でも販売されています。
どこの国でも、似たような問題はあると思います
他の国では、このような問題を、どう解決してるのでしょうかね?
まず、集金システムを見直す必要があるでしょう。
自分の収益を確実に手にすることができ、
路上生活からの早期脱却をしっかりと支援できるように、
組織作りをして欲しいと思います
これは、ビッグイシューを毎回楽しみにしている一読者から、
事務局へのお願いです