五輪の「壁」の裏側で生きる少女

すべての人が医療を受けられる世の中でありたい

しかし現実は、お金があるかどうか、
国籍や人種を理由に、
医療を受けられない人たちがたくさんいます

中国に住む16歳の少女・付娜(フナ)さんもその一人。

2008年4月に、急性リンパ性白血病を発症。
幸運なことに、ドナーは見つかりました?

しかし、骨髄移植には莫大な医療費がかかります
手術と術後の費用は約600万円
お父さんが亡くなっているのと、お母さんの収入が少ないのとで、
付娜(フナ)さんは手術を受けられずにいます

現在、250万円ほどが日本の募金で集まったのですが、
検査費用や外来受診で100万円ほど使い、
現在残っているのは、150万円
手術には、あと450万円足りないそうです

そして、付娜(フナ)さんの体力が低下してきており、
早く手術をしないと体がもたないだろう、ということで
手術日は2月10日前後に決まったのですが、
医療費は全額前払いのため、手術ができずにいます

付娜(フナ)さんのことは、
「世界仰天ニュース」や「NEWS23」など、テレビでも取り上げられ、
私も去年、「世界仰天ニュース」で見た記憶があります

250万もの募金が集まるのは、凄い

しかし、テレビに何度も取り上げられているにも関わらず、
これ以上の募金は
なかなか集まらないようです

募金活動をしている方によると、
「中国」というだけで、活動自体が嫌煙され、
なかなか思うようにいかないとのこと

う~ん・・・

確かに、日本と中国の間には感情的なものがあるし、
それ以外にも、毒ギョーザのような食の問題、環境汚染、
日本国内での中国人による犯罪(今日も麻薬がらみで中国人が逮捕されましたね)
などなど、中国に対する不信感というのはあるのかもしれません

しかし、それと人の命は別の問題だと思うんです。

誰だって「目の前に困っている人がいたら何とかしたい」
と思うのは、
キレイゴトでも何でもなく、
自然なことだと思います
しかし、
人々からあまり反応が得られないということは、
付娜(フナ)さんの存在が、
身近に感じられないからだと思うんです

それは、伝える側の「伝え方」の問題でもあり、
受け取る側の「想像力」の問題でもあります

白血病は子供に多い病気ですが、
日本では80%以上の確率で良くなります
国が違うだけで、
助かる命と助からない命があるなんてオカシナ話だと思いませんか?

人は誰だって、
「幸せになりたい」
「健康でいたい」
と思っています。
その思いに、国籍・民族の違いはないですよね。

少しだけ、付娜(フナ)さんの思いに
自分を重ねてみませんか?

以下は、付娜(フナ)さんの映像と支援する会のサイトです.

ちなみに、2/21の13:30から、「命の数字」という番組で、
付娜(フナ)さんのことが取り上げられるそうですよ

フナさんの治療を支援する会

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